元CAから見た日本ーブラジルフライト事情(アメリカ経由編)

とにかく遠いブラジル。一応フライト慣れしているはずの私でも35時間のフライト後はくったくたです。みなさんがご存知の通りブラジルは地球の裏側にあるので、ブラジルまでは何十通りの行き方があります。かつてはJALが東京ーサンパウロ便を飛ばしていた時代もあったそうですが、現在は最低でも1回乗り換えが必須です。今回はアメリカ経由のフライト情報をお伝えします!

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ワンワールドのマイルを貯めたい人はアメリカ経由で

アメリカ経由の場合、圧倒的にワンワールド利用が便利です。ブラジル駐在員の皆さんは口を揃えて「ブラジルはワンワールドが強い!』と言います。その大きな理由が、ブラジル2大航空会社の一社であるLATAM航空がワンワールドに加盟しているからです(ご存知の方もいるかと思いますが、LATAM航空は2014年3月にスターアライアンスを脱退し、ワンワールドに加盟しました)。もう一社のGOL航空はアライアンスに未加盟で、最近はアリタリア航空やアルゼンチン航空とコードシェアをするなどスカイチーム寄りの立ち位置になっています。

・ブラジル国内線の乗り継ぎがある方はワンワールドが便利

LATAMはブラジル国内線を多く飛ばしているので、サンパウロで国内線乗り継ぎが必要な方にはとても便利です。例えばJALで航空券を取る場合。東京ーサンパウローブラジル地方空港の3つのフライトを一括で発券できます。一方でスターアライアンスの場合はサンパウローブラジル地方空港のチケットを別で発券しなければいけない場合が多いです。

乗り継ぎが多ければ多いほど、航空券は一括で発券した方が良いです。万が一フライトが遅れ乗り継ぎ便に乗れなかった場合、航空券を別で取っていると乗り継ぎ者リストに名前がないのでNO SHOW(当日連絡なしでキャンセルした人)として処理されてしまいます。NO SHOW扱いとなるとチケットを買い直さなければいけないケースもあります(一括で発券していないと、遅延による乗り遅れは自身の責任となります)。一括で発券しているチケットであれば、乗り継ぎ者リストに載っているので振替便の手配(無料)や救済(乗り継ぎの予定便の出発を遅らせ乗り継ぎ旅客を待つこと)をしてくれます。

JAL利用のNY乗り換えが圧倒的人気!!

駐在員や出張者に大人気なのがJALのニューヨーク乗り換えのフライトです。

東京成田ーニューヨーク (JAL)
ニューヨークーサンパウロ (アメリカン航空)

というフライトです。羽田空港国際線ターミナルの発着枠拡大のおかげで、JALも羽田発着のニューヨーク便を今年の4月から復活させます。38年ぶりに復活する路線だそうです。これを利用しない手はありません!!成田発着でも大人気だったフライトが、羽田発着になったらさらに人気になりますね!

しかしこのフライト、サンパウロ発着はアメリカン航空なのです…。このフライトの唯一の懸念ポイントです。私はアメリカン航空に乗るときはダウンコート、ブランケット、ほっかいろ持参で挑みます。そのくらい機内が寒いです。暑がりの主人でも寒さで凍え死にそうになるようです。サービスも機内食もイマイチ、昔おつまみをCAさんに投げられたことが忘れられません(笑)でもこのネガティブ要素を消してくれるくらい、JALの羽田発着のニューヨーク乗り換えは魅力的なフライトです。私も次回の一時帰国の時に利用したいと思っています!

要注意!アメリカ経由は荷物の預け直しが必要!

ご存じの方も多いと思いますがアメリカ経由の場合、目的地がブラジルであっても最初に到着したアメリカの空港で入国手続きと税関検査を行います。それに伴い日本の空港のチェックインカウンターで預けた荷物を一度ピックアップする必要があります。そして税関検査を受け、乗り換えカウンターで荷物を預け直します。アメリカの各空港の乗り換え案内を以下のHPで確認てきます!

JAL公式HP 空港情報

ANA公式HP 国際線空港ガイド 

ダラス空港は荷物を引き取らなくてよい!

ワンワールドに加盟しているアメリカン航空の本拠地であるダラス空港では日本発のフライトがJALまたはアメリカン航空、かつダラスから先の国際線がアメリカン航空の場合、手荷物を引き取る必要はありません。税関審査は書類のみです。先ほどニューヨーク乗り換えをおすすめしましたが、日本から大量の荷物を持ち帰ることを考えると、ダラス乗り換えは便利ですね。特に小さい子供がいる家庭はベービーカーにスーツケースに…想像しただけで大変です。

ヒューストン空港も荷物の引き取りが不要の場合がある!

ヒューストン空港の場合も条件付きで荷物の引き取りが必要なくなります。条件は日本発のフライトがANAまたはユナイテッド航空、かつヒューストンからユナイテッド航空の国際線を利用する方は手荷物の引き取りが不要です!

私が以前ANAで成田からメキシコへの航空券を取る際に、ヒューストン空港での乗り継ぎ時間が1時間15分しかなく、とても不安になったのでANAのコールセンターに問い合わせをしたことがあります。この時のANAの回答は、「ANAからユナイテッド航空にお乗り継ぎの場合、1時間15分あれば乗り換えが可能という規定になっているのでご安心ください。」でした。

いや、ちょっと待ってください!

国際線から国際線の乗り継ぎ、しかも入国審査もあり…安心できない!!!と思っていましたが、実際入国審査、税関はスムーズに進みなんとか予定の便に搭乗できました。手荷物をピックアップしなくて良いとスムーズに乗り換えができました!

肉製品が持ち込めない

アメリカは持ち込み制限品が多く、とてもチェックが厳格です。私はクルー時代、持ち込み禁止品を税関で見つけられて高額な罰金を払っている人を何度か目撃しています。日本人は信用度が高いようで、スーツケースを開けられチェックされた経験がない方も多い印象ですが、もし税関で持ち込んでいることがバレたら…高額な罰金を払わなければいけません。

アメリカが持ち込みを禁止している肉製品は、生肉はもちろん、加工食品に入っている肉エキスまでもが禁止なのです。これは駐在員たちにとっての死活問題です。なぜならカップラーメンもカレーのルーの持ち込みもできないのです。「食品の成分表が日本語ならバレないでしょう」と思っている方!驚くことにアメリカの税関職員は「肉」という漢字が読めます!!!この理由から私はアメリカ経由を選ばなくなりました…。余談ですが、肉エキスが入っていないカップ麺はどんべいのきつねです(笑)同僚たちはアメリカにステイするときにみんなどんべいを持って行ってました。

今日のまとめ

ワンワールド派の方、ブラジル国内線を利用する方はアメリカ経由がとても便利です!肉製品だけは気を付けましょう。ヨーロッパ経由は乗り継ぎ地での荷物の引き取りは必要ありません。カレーのルーも持ち込みできます。ヨーロッパ経由は荷物の引き取りがない分アメリカ経由より乗り継ぎが楽なので、お子様連れの方や荷物が多い方におすすめです。

次回の中東経由編に続きます…

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