CAが実践!飛行機内で快適に過ごせる服装

今回は元国際線CAが飛行機内で快適に過ごせる服装についてお話します。飛行機は、安全のためのルールが多く自由に動き回って気分転換ができないとてもストレスフルな乗り物です。気圧の変化によって体調を崩すこともあります。そんな飛行機内で快適に過ごすには搭乗する際の“服装”が明暗を分けます!深夜便やビジネスクラスのドレスコードについてもお話しします。

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飛行機に搭乗する際の服装の基本

国内線、国際線に共通して飛行機に乗る際の服装には基本のポイントが4つあります。

  1. 体を締め付けない
  2. 温度調整ができる
  3. 公共の場にふさわしい
  4. 着心地が良い

①体を締め付けない服

狭い空間で同じ体勢でいなければならない飛行機内では、締め付けの少ないゆったりした服装で過ごすことをおすすめします。上空では気圧の変化で体がむくみ、同じ体勢を続けていると血の巡りも悪くなります。そんな状況でさらに体を締め付けてしまうと、とても苦しくなってくるのでゆったりした服で搭乗するのがオススメです。

ジーンズやスキニーパンツは下半身が圧迫され苦しくなってしまいがちです。ズボンで搭乗する場合は伸縮性のあるストレッチ素材でできたものを選ぶと比較的楽に過ごせます。また機内ではベルトを外してウエストを締め付けないようにするのも効果的です。

私は基本的にマキシ丈のワンピースロングスカートで搭乗します。マキシ丈ワンピースはウエストを圧迫せず楽ちんな上に、おしゃれ感がでるのでとても重宝しています。座席に座っている時も足元まで覆われるので防寒対策にもなり、一石二鳥です!スカートの場合はタイトなスカートではなく、ふんわりしたスカートを選びます。ウエストがゴムになっているスカートならさらに快適に過ごせます。

②温度調整が可能な服

飛行機の中は基本的に寒いと思っていた方がよいでしょう。特に外資系の航空会社を利用する際は注意が必要です。暑がりの男性でさえ震えるほど寒くなることもあります。私はいつも機内で重ね着をして調節しています。夏場でもユニクロのウルトラライトダウンは必ずフライトに携行しています!軽くて小さくなるので温度調節に便利です。

また特に足元が冷えるので、足首が隠れる厚手の靴下もあると便利です。私は冷え性なのでスカートの下にレギンスや着圧ソックスを履くこともあります。

そして女性は下着も締め付けが弱いものを選ばれると良いと思います。きついブラジャーのせいで上空で気持ちが悪くなる乗客がたまにいらっしゃいました。ブラトップなどゆったりした下着のほうが肩も凝らないですし、睡眠を取る際もリラックスできます。

③公共の場にふさわしい服

楽な格好を追い求めすぎスエットやパジャマなど、まるで家の中でリラックスするためのような格好で搭乗する人がいます。一応飛行機は公共交通機関なので、ある程度節度のある格好の方がよいと思います。クルー時代、旅慣れたお客様をたくさん見てきましたが、みなさん“楽だけどきちんと感がある”格好をされていました。

④着心地が良い服

飛行機内は湿度10%以下というからっからの砂漠状態。私は乾燥が原因で全身が痒くなることもあります。普段より敏感肌になる機内では、肌がチクチクする素材の服は避け、肌触りの良い素材の服を選ぶと良いと思います。また機内の乾燥で静電気も発生しやすくなります。特に座席周りはシートモニターなどの電子機器に囲まれているので、余計に静電気が起きやすい環境です。また重ね着は素材を選ばないと静電気を余計発生しやすくするので、服の組み合わせを考えて搭乗することをおすすめします。

静電気が発生しにくいコーディネートについてはエレガードのHPに詳しく載っています!

私は静電気が苦手なので、クルー時代はエレガードを愛用していました。出掛ける前にスプレーするだけで、静電気が大分収まります。またホコリや花粉も同時にブロックしてくれます。

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深夜便に搭乗する際の注意点

  • 深夜便に乗る時は万全な防寒対策を!

「飛行機の中は基本的に寒い」とお伝えしましたが、深夜便は特に寒く感じます。暑がりの男性の方でも防寒対策はしっかりと行っていくことをオススメします。

到着地ですぐに元気良く行動できなければ、深夜便のメリットが台無しです。深夜便の機内でよく寝て、到着後に備えたいところです。実はCAたちはお休みの時間になると、お客さんが寝付けるように客室内の照明を暗くし、客室の温度を1・2度下げています。また深夜便は太陽が出ていないので、昼間のフライトよりも客室内が寒くなりがちです。私は深夜便に乗る際「寒くてよく寝られなかった」ということがないように防寒対策はしっかりを行っています。大判のストール前開きの脱ぎ着が簡単な羽織物は深夜便で大活躍します。

ビジネスクラスにドレスコードはある?

私はよく友人に「ビジネスクラスにはドレスコードはある?」と聞かれます。答えは「NO!!」です。ドレスコードがあるレストランなどとは違い、ビジネスクラスに短パンTシャツにビーチサンダルで乗っても搭乗拒否をされることはありません。しかし私の経験上、ビジネスクラスにとってもカジュアルな服で搭乗されるお客様は滅多にいません。(ハワイ行きなどリゾート路線はみなさんリゾート仕様で搭乗してきますが)

飛行機に乗り慣れたお客様はオフィスカジュアルな服装で搭乗され、フライト中に貸し出しのパジャマや持参されたリラックスできる服に着替える方が多かったです。路線にもよりますが、ビジネスクラスにはリラックスウェアを用意していることが多いので、搭乗前に確認し、服装を決めると良いと思います。

ビジネスクラスへのアップグレードを狙う時は?

エコノミークラスがオーバーセール(座席数以上に予約を受け付けること)により、選ばれたエコノミークラスの旅客がビジネスクラスに無償でアップグレードされることがあります。よく「きちんとした服装の方がアップグレードされやすい」という話を聞きますが、個人的にこれはあまり関係ないと思います。地上係員をしてる友人曰く、上位ステータスを持っていて、一人旅、そして特別な機内食を頼んでいない人が選ばれることが多いそうです。服装ではなく、どれだけその航空会社に貢献しているかがポイントのようです。

今回のまとめ

服装によって機内での疲労度がかなり変わっていきます!旅を快適に過ごす上で意外と重要な「機内での服装」。旅先での服装と同様に、事前にしっかりと考えることをオススメします。

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コメント

  1. Bui より:

    初めまして。エミレーツのタイトルからブログを知りました。
    ブラジル、日本のフライトはブラジル在住者には重要な関心事と思います。
    それでも今までの経験で何となく次のフライト決めていました。
    そして元CAさんのブログを見て….本当に口がポカーンと開きました。
    凄いどの世界にもプロがいるもんだ、普通の乗客が知る限界を超えている
    そんな感想でした。
    どうしても聞きたい事があったのですが今回の記事で解決しました
    ありがとうございました。

    • イザベラ より:

      コメントを下さり有難うございます!
      とても嬉しいです!
      地球の裏側に住んでいる私たちにしかわからない悩みがたくさんあると思うので、
      少しでもこのブログが皆様のお役に立てば嬉しいです。