こんにちは!元客室乗務員のイザベラです。
今回は子連れハワイ(ホノルル)フライトの攻略法をご紹介します。これまでに【元CAが実践】シリーズにおいて、座席の選び方、機内食、持ち物、服装のおすすめを発信してきましたが、今回はハワイ路線(日本発)に特化した攻略法を皆さんにお伝えします!
【日本発ハワイ行き】フライトの選び方
パッケージツアーはフライトを選べない事がありますが、到着当日から子供とハワイを満喫するためにはフライト選びから慎重にしたいところ。
“行きのフライトで寝るか寝られないかで旅行が決まる”と言っても過言ではない程、行きのフライトの過ごし方が重要になります。
私は以下のポイントで日本発ハワイ行きのフライトを選びました!
- いつも寝ている時間帯の便を選ぶ
- ANAのカウチシートやフライトット使用可能航空会社など、就寝環境が整っている便を選ぶ
ポイント①いつも寝ている時間帯の便
なるべく機内で寝られるように、普段寝ている時間の便を選ぶのがおすすめです!
特に関東在住の方は羽田発か成田発で迷う方が多いと思います。
成田発は16〜18時に出発するフライトスケジュールなので、やっと寝た!と思ったら到着(涙)という状況になりがちです。月齢が低い1歳未満の赤ちゃんなら寝てくれる時間は多いと思いますが、小学生は寝られても2.3時間になるので要注意!機内サービスも夕食がしっかり出てくるので、サービスに時間がかかり、消灯時間が少ないです。
寝る事だけ考えると羽田発の方がおすすめです。20時〜22時発のフライトスケジュールなので多くのお子さんが寝ている時間。機内サービスも軽い夕食とスナックバッグが配られるという感じで、サービスに時間がかからないので消灯時間も長いです。
ポイント②就寝環境が整っている便を選ぶ
機内で子供が寝る?世界中の保護者の幸せ
と言っても過言ではないです。世の中には子供と平和に旅を楽しめるようにさまざまなサービスやアイテムがあります。お子さんに合わせてできる限り寝られる環境を整えてあげると、ハワイ旅行がより楽しくなりますよ!
お助けアイテム①フライトット
例えばこちらのフライトットというアイテム。
エコノミークラスの座席の足元に置いて、座席をベットのように使えるようにするというフライトお助けアイテムです。
ANA、JAL、ハワイアン航空などのハワイ便を飛ばしている多くの航空会社が使用を認めているアイテムです。
お助けアイテム②カウチシート
もう一つ子供が寝る環境が整っている環境といえば、ANAの成田発のフライングホヌという最新機種のサービスである“カウチシート”です!!
皆さん、このベッドのように使えるカウチシートをご存知でしょうか。
子供がよく寝て、ご機嫌で過ごせると現役ANA CAもおすすめするサービスです!!このように子供が寝られる環境に課金するも一つの手です。ただカウチシートは機体後方の席になるので『子供が多く、周りが騒がしくて寝られなかった』という家族もいます。
【日本発】月齢別! 空港での子供の過ごし方
さあいよいよ空港に到着!もう空港に着いた時点で親はヘトヘトなのが、子連れ旅行あるある(笑)
しかし子供は元気いっぱい!行きの機内で寝るために、子供のエネルギーを空港で発散させましょう!
【0歳〜1歳】疲れ過ぎに注意!動きたい欲を満たす!
この月齢の赤ちゃんで重要なのが、以下の3つのポイント。
- 疲れさせ過ぎない
- 動きたい欲を満たす
- 授乳・ミルクは離陸時にしっかり飲めるように逆算
また離陸時に授乳をして耳抜きをする方がほとんどだと思いますが、飛行機の出発時間から逆算して授乳するようにしてください。
【2〜3歳】食事・運動
搭乗ゲート前の椅子でタブレットを見させるのはNG!この月齢はとにかく空港内を動き回ってもらいましょう。タブレットは機内でのお楽しみです。私は子供と人の少ないエリアで体を動かす遊びを一緒にします!
そして食事。離陸して機内食が出るまでに通常45分程かかります。出発時間にもよりますが、ハワイ行きの場合、我が家は搭乗前にしっかりご飯を食べさせます。フライトが遅延したりするとお腹が減って不機嫌になりますし、フライト前に甘いお菓子を食べすぎるとシュガーハイ(砂糖の摂取しすぎで一時的に興奮状態になること)になり寝られなくなるからです!
【4歳〜6歳】荷物を運んでもらって体力消耗!
体力お化けの4.5.6歳。ただ空港を散歩するのはつまらないお年頃。
そんな4歳の息子に空港内では機内持ち込みのスーツケースのお手伝いをお願いました。(ちなみに四輪スーツケースがおすすめです)これが結構体力を使ったみたいで、機内では即寝でした。お試しください!
【乳児〜小学生】旅行前に読むと空港にいる時間が楽しくなる本
我が家の息子は2歳からこの本が大好きです!
空港で働く車、空港で働く人やチェックインカウンターから荷物はどこに行くのか…などなど元CAの私も知らないことばかり出てくるマニアックな一冊です。
この本のおかげで空港での待ち時間は息子に学びのある非常に楽しい時間になっています!現在2歳の娘も好きな本です。
【オムツ着用推奨】パンツの子にもオムツを履かせよう
3歳になってくるとトイトレ完了しているお子さんも増えてくる時期。
しかし国際線のフライトオムツを履かせると安心です。個人的に6歳くらいまで念の為オムツでも全然良いと思っています。
余談ですが、機内でお漏らしする子の多くは年長さん〜小学校低学年の子供です。普段しっかり自分でトイレに行ける子ほどお漏らしする印象。親がトイレの声かけをしなくなってくるから?私は思ってます。
オムツなんて恥ずかしい!!履かない!!ゴワゴワするやだ!
我が息子のようにこんな事をいうお子さまにはパンツに装着するの吸収パッドがおすすめ!オムツより嵩張らないのがメリット。お値打ちなのも◎
【搭乗】優先搭乗は使わない!トイレにGO
そして搭乗前の最重要課題、トイレ!小さな子供がいると優先搭乗が使えますが、我が家は一番最後に搭乗します。国際線の搭乗開始時刻は30分前。優先搭乗をすると飛行機が離陸してシートベルト着用サインが消え、トイレに行けるようになるまで1時間以上トイレに行けないなんてことも。搭乗中の機内の通路は大混雑なので、トイレに行く事は困難。
【離陸中】耳抜きをしっかりしてあげよう!
耳抜きの方法は月齢によって異なります。
授乳、ミルク、水やジュースを飲むのが一般的。飴が舐められるようになれば棒付きの飴もおすすめです。
正直飴はあげたくないのですが、飲み物の飲み過ぎでトイレが近くなるのも大変なので、4歳の子には仕方なくこちらのオーガニックで体に良さそうなものをあげてます。普段食べられないものなので、口に咥えたら一瞬で静かになり重宝してます。(笑)
【フライト中】寝られることを祈る!
シートベルト着用サインが消え、離陸事の耳抜きも終わり、ほっとする瞬間。親はこの時点でヘトヘトですが、子供は元気です。どうしてもタブレットやお菓子・ジュースに子供のご機嫌をとってもらおかと考えがちですが、ここはちょっと我慢。頭が興奮するものは避け、寝られる環境を整えていきましょう。我が家は「機内食を食べ終わって、暗くなったら寝ようね」とお約束しています。
【フライト中】おやつは干し芋
ご機嫌取りのおやつはフライトの必需品。
我が家ではスティックタイプの干し芋をたくさん持って行きます。(手がベタベタになるのでスティックタイプ推奨)たくさん食べても罪悪感少なく、お腹も膨らむので干し芋は非常におすすめです!!我が家のキッズは紅はるかの干し芋が大好き。これは無添加でベトベトしないのでリピ買い中。
【フライト中】着陸30分前にトイレにGO
いよいよ着陸!ハワイはすぐそこです!!
最後のトイレを済ませましょう。着陸30分程前の「トイレを済ませてください」のアナウンスの直後はトイレが大混雑です。少し落ち着いたタイミング、またはフライト情報を確認して着陸40分前を目安に行くのがおすすめです。
【降下中】耳抜きをしっかりしましょう!
離陸事より着陸時の方が耳を痛がる子が多くなります。ミルクや授乳は計画的に!
【お疲れ様でした】ハワイ到着!
我が子は2歳になるまでに地球2周半分のフライトをしてきて、親子で様々なフライトをこなしてきました。今回はそんな私がオススメするハワイ行き便の攻略法をお伝えしました。皆さんのハワイ旅行が楽しくなれるお手伝いができたら嬉しいです!
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