赤ちゃん連れハワイ旅行で一番気がかりだったのが、離乳食。10日間分の液体が多いベビーフードを日本から持ち込むとなると膨大な荷物になってしまうので、ハワイのスーパーや薬局でベビーフードを現地調達してみました!アメリカのベビーフードはオーガニックのものばかりで、日本のものよりも素材本来の味を楽しめるものが多く、私はとっても気に入りました!
日本より安全安心なアメリカのベビーフード事情
アメリカでは離乳食は市販が基本で、手作りするママはほとんどいなんだそう。なのでアメリカのベビーフード(以下BF)コーナーは驚くほど充実しています!「アメリカのBFは添加物がいっぱい入っていそう…」勝手にそんなイメージを抱いていた私ですが、ハワイのスーパーのBFコーナーに行ってビックリ。オーガニックのBFの種類の多さに心が躍りました!!
日本では近年オーガニックBFが増えつつありますが、一般的な赤ちゃん用品店やスーパーなどではオーガニックBFはなかなかお目にかかれません。しかしアメリカでは大多数のBFがオーガニック!!!USDAのオーガニック認証(米国農務省の非常に厳しい審査をクリアしたもの)マークがあるBFなら、ママも安心して市販品をあげることができます。離乳食作りから解放され、赤ちゃんと遊んであげる時間が増えwin-winですよね。
味付け無し! 素材の味を楽しめるBF
日本のBFは大人顔負けの凝ったメニューが多いですが、アメリカのものは素材の味を楽しめるBFが多い印象を受けました。日本のBFはお醤油やブイヨンなど味付けをしているのに対し、アメリカものは基本的に調味料は使っていません。もちろん人工着色料、添加物も一切不使用です。私の住んでいるブラジルでは1歳まではお塩禁止、2歳までお砂糖禁止なので、私の離乳食の方針に合っているBFを現地調達できました。
離乳食後期に入っていますが、普段味付けなしの離乳食を与えているので、日本の市販のBFを味見するととても味が濃いと感じます。その点アメリカの市販品は味付けなしなので安心して与えることができました。味付けしていないBFでも我が家のおチビさんはパクパク食べていました。塩分が気になるママもアメリカのBFは安心して使えますよ!
日本では珍しい食材を使ったBFがいっぱい!
アメリカのBFはチアシード、キヌア、ケール、アマランサスなどのいわゆるスーパーフード系の素材が多く使われています。フルーツもマンゴー、パパイヤ、キウイなど日本では乳児に与えないものも多く使われていて、日本のものとはだいぶ違って選ぶのが楽しかったです!
南国系のフルーツはアレルギーが心配なので、ハワイで初めて与えるのはやめておいた方が無難だと思います。しかしキヌアやアマランサスはアレルギーが出ない食材なのでチャレンジできますよ!
月齢に合わせたBFを選ぼう
アメリカのBFは “Stage1〜4” と表記されているものが多いです。stageの表記の横に “○months”と書いているものもあります。対象月齢の目安は以下の通りです。
- 【Stage1】 4ヶ月〜
- 【Stage2】6ヶ月〜
- 【Stage3】 7.8.9ヶ月〜
- 【Stage4】 12ヶ月〜
stage1は単品の食材または食材の種類が少なめでした。stage2からは最低でも2.3種類の食材が混ざっきます。ブランドによりstage3は対象月齢にばらつきがありました。stage3は豚肉や牛肉、ターキーなどお肉が混ざって家庭の食事に近いBFが多かったです。
このstageシステムがよくわからなかったので、隣でお買い物していたママさんに聞いてみたところ、stageはあくまで目安だそうです。stageが上がるにつれて混ざっている食材が多くなり、チアシードなどのスーパーフードが混ざってくるとのことでした。
日本のBFだとごっくん期、モグモグ期、カミカミ期と食材の大きさや硬さがレベルによって違います。アメリカはどの月齢のBFもすべてペースト状なのでstageでBFを選ぶというよりも、赤ちゃんが食べられる食材かどうかで選ぶのが正解だと私は思います!
日本にも欲しい!吸い口付き便利なパウチタイプ
アメリカのBFは大きく3つのタイプに分かれます。
- 粉物
- パウチタイプ
- 瓶タイプ
粉物は先ほど紹介したオートミールやライスシリアルが人気です。お水や母乳、粉ミルクで溶かすだけのスーパーお手軽離乳食。ビタミン・ミネラルそして不足しやすい鉄分も補える忙しいママの味方アイテムです。パウチタイプは吸い口付き、月齢が上がればストローマグのような感覚で一人でご飯を食べてくれる、そして汚れにくいという日本にはない便利アイテム。おチビさんはそのまま食べるのが好きなようでしたが、ヨーグルトに混ぜるとよく食べてくれる赤ちゃんも多いとか。
ホールフーズマーケットのBFコーナー。USDAのオーガニック認証のBFが並んでいます。1つ2.5ドル程で内容量は100g前後でした。
瓶タイプのものも充実しています。
スナックコーナー。可愛いパッケージの体に良さそうなスナックがずらり!日本からハイハイン等を持ってくるとスーツケースの中でバキバキになってしまうので、おやつ系は現地調達がオススメです。
便利なパウチタイプ。我が子にはスプーンに取ってからあげていました。吸い口をスプーンにくっ付けなければ食べ残しても次の食事に回せるので経済的でした!!(開封したらすぐに食べきるが原則ですが…)
我が子はマンゴー大好きなので、マンゴー率高めです。味見しましたがどれも本当に美味しかったです。毎回あっという間に完食です。
こちらは瓶タイプ。フルーツとお野菜が混ざっているものが多かったです。
stage2のBFですがマンゴー入り。日本では1歳半以降から推奨されているマンゴー、我が子はブラジル育ちで初期からマンゴーを食べています。
【失敗談】赤ちゃんせんべいが粉々に…おやつは現地調達がおすすめ!
日本から持ち込んだ赤ちゃんせんべい “ハイハイン” 。残念ながらスーツケースの中でバッキバキに割れていました。他のボーロ系のおやつも一部粉々になっていました。私のパッキング術が悪かったのもありますが、割れやすい赤ちゃんのおやつを無傷でハワイまで持っていくのは不可能に近いかもしれません。(手荷物で機内に持ち込む手段もありますが)
こちらはホールフーズマーケットの赤ちゃん向けのスナックコーナー。とても充実しています。BFと同様にオーガニックのものが基本なので安心して与えられます。日本の赤ちゃん向けお菓子は7ヶ月〜のものでもお砂糖が入っているものが多く驚きますが、アメリカのものはお砂糖無しのものが多かったです!
ちなみにバキバキになったハイハインは粉ミルクに浸してライスシリアル代わりに使いました!とろみが自然についてなかなか良かったです。
アメリカのBFを事前にお試しする方法
私はハワイでBFを現地調達しようと考えていた時に、おちびさんがちゃんと食べてくれるか、アレルギーは出ないか等とても心配していました。いつもビタミン剤をアメリカから取り寄せるために使っている「iHerb」というサイトをなんとなく見ていると、BFを発見!!
不安な方はこちらで買ってお試しするのもアリだと思います。メジャーなBFを取り扱っているので、ハワイでも同じものが手に入るはずです。
紹介コードは ACY0123 です。よかったら使ってください。
今回のまとめ
アメリカのBFは日本のBFよりも安心・安全。日頃からオーガニック素材を使い、味付け無しの離乳食を作っている私は持ち込んだ日本のBFより、アメリカのBFを積極的に使いたいと思いました。BFが充実してるアメリカで子育てしているママが羨ましいです。
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