【駐在妻】孤独な帯同生活の楽しみ方! ブラジル生活を豊かにした方法

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こんにちは。ブラジル駐在妻のイザベラです。6年弱の駐在生活が終わり日本に帰ってきました。コロナ禍での本帰国は困難の連続でしたが、やっと落ち着いた生活を送ることが出来ています。今回は私が実践したブラジル生活を豊かした方法を皆さんにシェアしたいと思います。

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「連れてきてくれてありがとう」


本帰国の日。ブラジルの田舎の小さな空港からサンパウロ行きの飛行機が離陸し、窓から見える住みなれた街がどんどん小さくなっていった時、私の目にが…。主人には「連れてきてくれてありがとう」という気持ちで一杯でした。帯同したばかりの時は「仕事をやめて連れてこられた」という気持ちが心の片隅にありました。でも本帰国の日「ブラジル生活は人生のハイライト」と思えるようになっていました。最終的にこんな風になれたのは、私を支えてくれた周りの人のおかげです。

海外生活の経験なしの箱入り娘


私はブラジルに帯同するまで海外生活をしたことがありませんでした。しかも私の両親はとても過保護で、結婚するまでとても守られた生活をしてきました。そんな私が結婚を機に(帯同を機に結婚?)ブラジルという発展途上国で生活することになりました。

国際線の客室乗務員(以下CA)をしていたので、旅には慣れていました。でもCAは海外のステイ先では結構手厚く守られているので、CAをしていてもサバイバル能力は低いです。特に私は長年パリとサンフランシスコ路線を担当していたので、先進国以外の国に行く機会がありませんでした。

もちろんポルトガル語も喋れませんでした。英語はできますが、帯同先の街では英語は通じませんでした。(サンパウロとリオは英語が通じるらしい)


こんな感じで発展途上国とは無縁の生活で、サバイバル能力がかなり低い私だったので、「一時帰国したいな〜」が口癖で、帯同した直後は孤独と戦い精神的にやられていました。

帯同生活が楽しくなるように実践したこと


帯同当初私は20代後半。数少ない日本人の知り合いは皆さんお子さんがいらしゃって、子供がいない私は疎外感を感じました。集まりに誘われて顔を出しても、子供の話ばかりで。皆さん子育てが生き甲斐という感じで、異国の地でも必死で頑張れる事があるのは羨ましかったです。

朝起きて主人を送り出すと、今日は何をしようかと途方に暮れる日々はもはや懐かしいですが、当時は毎日が本当に辛かったです。

そんな生活を数ヶ月していて、突然「時間がもったいない!!!」と思い立ち色々なことを始めました。

①日常で使えるポルトガル語を学ぶ


ブラジルに引っ越してからすぐに家庭教師と自宅でポルトガル語(以下ポル語)を習い始めました。(1回90分/週3回)ブラジル人の先生でもちろん日本語は通じませんでした。ポル語が分からない時は英語でコミニュケーションを取りました。非常に優秀な先生で、しかも年も近かったので毎回とても楽しかったです。

授業は文法のテキストやニュース記事、youtubeなどを教材にして行われました。

ちょっとポル語がわかるようになってくると、街で聞くポル語がテキストに載っているものと違う!!ということに気付き始めました。そうなのです、ブラジルはスラングだらけの国で、しかも私のいた田舎町は方言が多く、教科書通りの綺麗なポル語を使っている人は先生だけ(笑)

真面目にポル語にを勉強しているのに、全然街でしゃべられないと思った私は先生に課外授業をリクエストしました。市場で買い物、ネイルサロン、脱毛サロン、ヨガやアートなどの自分の興味のあることを授業の中で事前に知識を得て、課外授業で習った言葉を使うというスタイルを取り入れました。


帯同して半年が過ぎた頃、やっと街で聞こえてくる会話がわかるようになり、最低限のポル語を話せるようになりました。

やはり街で使えるポル語を習得すると生活が格段に楽しくなります。活動範囲が広がり、世界が広がるんです。でも実際ポル語習得しなくても生きていけます。ブラジルで出会った友人で4年住んで、自分の住所もポル語で言えない友人がいましたが「駐在妻って人生の夏休みだね〜楽しかった〜」と言い残して本帰国しましたよ。

私の場合はポル語を本気で頑張ってよかったと思っていますが、人それぞれということですね。

ポル語の勉強方法については詳しく別の記事でお伝えしたいと思います。

②日本にあってブラジルにないものを求めない


ブラジルで新生活を始めると、日本では当たり前に手に入ったものがなく、「あれもない!これもない!!」ととてもイライラしてしまったのです。例えをあげるとキリがないのですが、日本食品、化粧品、お掃除グッズ、家具、収納、リネン類、寝具…。全部ないじゃん!と思ったそこのあなた、大正解


日本と同レベルの生活なんて出来ないのです。新米駐妻の私は日本の生活を完全に再現しようと必死でした。数年住んでやっと気付いたのですが、「あれもない、これもない」と言っていても仕方ないのです。不便なことを全部「ここはブラジルだから」と割り切ると気持ちがとっても楽になるんです。

あれもこれもない!という “ないない病” のは新米駐妻の通る道。なるべく割り切って、不便と感じるのは慣れてないだけ!一生この不便な生活が続くわけではないのですから。

③日本人が集まるところに行かない


私は駐在妻の集まりが大の苦手でした。長年奥様ズの中で一番年下だったので、常に上の人に気を遣ってしまい、毎回会食後はぐったり疲れていました。いわゆる “奥様会”と言われる会食は私に取って苦痛でしかありませんでした。旦那の会社と役職による奥様の格付けは静観していましたが、ドラマみたいでとても面白かったです。笑

会食だけではなく、奥様コミニュティーは “お稽古”という暇人の集いにも存在します。

日本人女子は群れるのが大好きなので、こういうのが楽しいと感じる方も多いと思います。自分が楽しければ参加して、辛かったら参加しなくていいと私は皆さんに伝えたいのです。

知らない土地で何かを始めるには知り合いがいた方が絶対安心なので、日本人が集まる場で日々のストレス発散することはいいことですが、そこばかりに居座ると世界は広がりません。

私は主人のブラジル人の知人の紹介や自分でSNSで調べて、お稽古、サロンや病院を探しました。やはり一番頼りになるのはブラジル人セレブの知人の紹介でした。(ブラジルはアミーゴ文化なので、いいものは紹介制でな事が多い)知り合いが全くいない場所で自分の好きな事をできて、とっても有意義な時間でしたよ。

数少ないですがブラジルで出会って仲良くなって、いまだに連絡を取っている日本人の友人もいます。気の合う友人たちと集まって、おしゃべりする時間は私の癒しでした。

④現地人のような生活をする

ブラジルの文化を取り入れて、現地人のような暮らしをしてみるとまた世界が広がり面白いです。

お手伝いさんを雇ったり、ベビーシッターを雇ったり、ベビーシッターに子供を預けて夫婦でお出かけしたり、ネイルサロンや脱毛サロンに行ったり、会員制スポーツクラブに入ったり、美容皮膚科に行ったり、パーソナルトレーニングを受けたり、市場で買い物したり、ネットで子供服を特注したり、家族写真をスタジオで撮ったり…あげたらキリがありませんが、ブラジルっぽい生活をするとさらにディープなブラジルを知るとこができてとても楽しかったです。

SNSを駆使して情報を得て、新しい世界に飛び込んでいた私を優しく見守り続けてくれた主人には感謝です。

⑤ブログやSNSで現地生活を発信する

私はこのブログを開設してからさらにブラジル生活が楽しくなりました。

こんななんてことないことを発信して、誰かのためになるのかなと思いながら始めました。しかも日本人がとっても少ない街だったので、住んでいるところを公開すると特定されてしまうので、都市は非公開にしています。住んでいるところを非公開にすることで、さらに有益な情報を読者にお届けできるか不安でしたが、様々な方々から反響や記事へのコメントをいただき、帯同生活中でも誰かの役に立てることがあるんだと人生前向きになれました。

駐在妻のブログやSNSが嫌いという方もいます。(その気持ちも少し理解していますが)嫌なものは見なければいいじゃんと思い、なんと言われようと自分なりに誰かのためになればと思い、ブログで発信し続けています。駐在妻ブログ嫌いと言ってる方もきっと日本語で書かれた現地情報に助けられてるのではないでしょうか。

仕事を失くした私が唯一社会と繋がれる場がブログでした。微力ながら誰かのためになっているそれだけで嬉しかったのです。

⑤ご褒美を作る!

夫に養ってもらっている身ですが、慣れない海外生活をしながら家を守っているのは私。お給料を貰ってもいいほどだと私は思ってます。笑

退屈な日々のなかで何か自分にご褒美をあげてました。

私の場合は旅行が好きなので、休暇の度に旅行に連れて行ってもらいました。次の旅行が決まっていると日々のモチベーションになりました。

⑥辛い時はSOSを! 絶対に無理しない

私にも駐在生活が辛い時期がありました。本当に無理!!ってなった時、わがままを言って一人で自費で一時帰国をさせてもらいました。

⑦【最重要】期待を上げない

これが私のブラジル生活での一番の学びと言っても過言ではありません。

『期待しないこと』が幸福度を上げるのは全世界共通事項なのですが、特に発展途上国ブラジルにおいて期待値を低くすることは生活の幸福度を上げます。

日本に暮らしていると、ご飯はどこで食べても美味しいし、物はなんでも揃っているし、クオリティ高いし、みんな真面目にテキパキ仕事をするし、時間を守る人が多いし、おもてなしとか言って丁寧な接客してくれるし、街は清潔だし…。とにかく日本とブラジルを比較してしまうとブラジルの環境にイライラしてくるのです!!!!(笑)

日本と比較すること、日本人基準をブラジル人に求めることをやめるとブラジル生活中の満足感は確実にアップします!

期待値ていないと、期待値を上回ることが増え心がとっても楽になりますよ。

ブラジルの生活に慣れると徐々に期待値が低くなってくると思いますが、特に赴任直後は“期待しないこと”を意識するとホームシックも軽減されるかもしれません。

期待値がダダ下がりした私は本帰国後に全てのことに感動して、コロナ禍ですがとても人生が豊かですよ!!!

【番外編】旦那さんが一番の見方!妻を守ってあげて!!!

はい!そこの家族を帯同させている男子!!!

妻の一番の理解者になってください。

妻の愚痴を聞き入れてください。

反論はしないでください。

いつもありがとうを口癖にしてください。

週末は家族と過ごしてください。

週末のゴルフはほどほどにしてください。

異国の地で作った和食を褒めてください

現地語を話せるようになってください。(ポル語喋れない夫多すぎます)

昼寝しててもサボってると言わないでください(笑)

私のブログの読者の半数は男性、家族を帯同させている旦那さんたちに読んでもらいたい。

単身で駐在している方、家族がいる部下の残業と接待はほどほどにして家に帰らせてあげてください。切実なお願い。

最後に

ブラジル帯同中で現地生活が辛い方、またはブラジル駐在予定だけど前向きに考えられない方に、少しでもブラジルの駐妻生活を楽しめるお手伝いができればと思いこの記事を書きました。少しでも参考になれば嬉しいです。

 

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