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ブラジルの美容事情(ネイルサロン編)

ブラジルでは「美しい爪はお金持ちの証」と言われるほど、しっかり手入れされた爪はアッパーたちの絶対条件。ある程度お金を持っているブラジル人女性は美しい爪を維持するために、毎週木曜日か金曜日に必ずネイルサロンに行ってケアをしています。今回は私が現地で体感したブラジルのネイル事情についてお伝えしたいと思います!

目次

マニキュアを塗っていない爪なんてありえない!

ブラジルでは「美しい爪はお金持ちの証」と言われるほど、しっかり手入れされた爪はアッパーたちの絶対条件。ネイルが剥げていると、「あの人家事ばかりやって可哀想〜」と思われてしまうそう。中流階級以上のブラジル人女性は美しい爪を維持するために、毎週木曜日か金曜日に必ずネイルサロンに行ってケアをしています。今回は私が現地で体感したブラジルのネイル事情についてお伝えしたいと思います!

未だにマニキュアが主流

日本ではジェルネイルが主流ですが、発展途上国のブラジルでは未だにマニキュアが主流です。サンパウロでは日本クオリティのジェルネイルができるサロンがあるようですが、私の住んでいる田舎町にはジェルネイルをやってくれるサロンは1.2軒しかありません。マニキュアはジェルネイルと比べ持ちが悪いので、ブラジル人は頻繁にネイルサロンに通います。

私のような一般的な日本人女性は家事をするのがあたりまえですが、共働き文化もあり、ブラジルでは中流階級以上の女性は家事をほとんどしません。洗濯や掃除、料理までファシネイラ(家政婦)がやってくれます。また育児までもババ(ベビーシッター)を雇って、昼間は奥様もフルタイムで働きます。私はお手伝いさんを雇わず、家事は全て自分で行っているので、マニキュアは1、2日しか持ちません…。私は毎週金曜日にネイルをしてもらっているので、火曜日には剝げていますが、ノーメンテで金曜日まで過ごします。きっと私の爪を見たブラジル人は「お手伝いさんを雇わず家事ばかりしてるんだろうな」と思っていることでしょう。

ブラジルのネイルサロン

ブラジルではsalão de belezaと呼ばれる美容院の中にネイルサロンが併設されていることが多いです。salão de belezaでは髪の毛のカットやカラーはもちろん、ヘアセットやブラジリアンワックスなどのメニューもあります。なのでヘアセットをしながら、ネイルをしてもらう人もいます。ヘアケア事情についてはこちらの記事に書いています。

ネイルの料金

ブラジルのネイルの相場はハンドマニキュアで25〜30レアル(約¥1000)、ペディキュアは30〜35レアル(約¥1200)です。甘皮処理とオフ代は基本的に料金に含まれています。日本では甘皮処理を付けると追加料金を取られるサロンも多いので、このお値段は良心的だと私は思います。またブラジルではインフレの影響でよく値上げをするので、基本的にホームページやSNSには料金表を載せません。なので料金は店舗で直接問い合わせるか、電話で聞かないといけません。

木・金曜日は予約は必須

私もそうですが、ブラジル人は週末に完璧な状態でお出かけするため、ネイルは木曜か金曜日に行います。なので木・金のサロンはとっても混んでいます。一度金曜日の夕方に駆け込みでサロンに行ったことがありますが、「3時間後なら空いてるよ」と言われ、泣く泣く薬局でマニキュアを買って帰り自分で塗りました。毎週の予約は面倒という方は、Horário fixoという予約方法もあります。毎週同じ曜日の同じ時間を自分の時間として押さえる方法です。私はこの方法で予約しているので、毎週金曜日の決まった時間にネイルをしています。

出血は日常茶飯事

マニキュアを塗る前に甘皮処理をするのですが、これがガツガツ勢いよく剥がされでとっても痛いのです。また爪の横の角質化した皮膚もハサミで毎週がっつり取られるのですが、肉まで切られ出血することが良くあります。なのでネイルの前にいつも「Tira um pouco cutícula, por favor.」(少しだけ甘皮を取ってください)とお願いします。毎回同じネイリストさんなのに、都度言わないと肉まで切られ、水仕事に支障がでるので面倒臭いですが毎回伝えています。また出血が止まらない時は傷口に謎の白い粉を乗せらせます。これがとっても沁みてネイルどころではなくなるのです。あの粉はなんなのか未だに謎です。ネイリストたちは店員さん同士でおしゃべりをしながら施術をするので、たまに手元を見ていなくて肉まで切られます。痛い時は思いっきり「Dói!!!」と叫ぶことをおすすめします。

ブラジル人は赤ネイルが大好き

甘皮処理をしている間に大量のネイルポリッシュから好きな色を選びます。基本的にOPIやessieのようなインターナショナルなブランドのポリッシュは置いていません。ブラジルのブランドのポリッシュがたくさん用意されています。ブラジルのポリッシュは速乾性と発色が優秀で予想以上にお仕事をしてくれるので私は好きです。

ブラジル人は若い人からシニアの方までみな赤ネイルが大好きです!赤でも朱色からボルドー色までたくさん種類があります。なので赤ネイルをする時は色選びにいつも時間がかかってしまいます。日本人が好きなピンクベージュのような色はあることはありますが、人気がないためあまり置かれていません。ブラジル人はハッキリした色が好きなので、ヌーディーネイルは自分でするのが一番だと思います。なお、サロンでポリッシュを選ぶ際は、古くなってドロドロの物が混ざっていることもあるので、ちゃんとチェックしてから選ぶことをおすすめします。

ネイル直後はネイリストに甘えよう

マニキュアなのでネイルが完全に乾くまでに最低でも30分はかかります。これがマニキュアの不便なところです。ネイリストさんが最後に速乾スプレーをかけてくれますが、すぐには乾きません。なのでネイリストさんたちは手が使えない私を助けてくれます。お会計の時はカバンからお財布を出し、指定したカードを出して機械に挿してくれ、ペディキュアをやった後は丁寧に靴を履かせてくれます。いつも嫌な顔をせずに手伝ってくれるネイリストさんに甘えまくってたくさん助けてもらいっています。手が使えない時は遠慮なくお手伝いをお願いしましょう。

お家がサロンに!出張ネイル

こちらに引っ越してきてからはしばらくサロンに通っていましたが、近所に住んでいるブラジル人のお友達の紹介で今は出張ネイルをお願いしています。これがとってもとっても楽でお値打ちなので気に入っています!!!毎週金曜日の午前中に自宅マンションのSPAルームまたはプールサイドでネイルをしてもらっています。マニキュアもペディキュアも1回15レアル(約¥530)です。担当のネイリストにとって日本人の顧客は私が初めてだったので、最初は私好みの色が彼女のポリッシュコレクションの中になかったのですが、徐々に私好みの色を分かってくれるようになり、最近は「あなたこの色好きでしょ?」と言って私のためにわざわざ新しいポリッシュを買ってきてくれるようになりました。とっても嬉しいことです!サロンでネイルをすると乾かないうちに外に出なければいけなく、たまに爪をどこかにぶつけてしまい、マニキュアがぐちゃっとなってしまうことがありますが、自宅だとその心配もありません。出張ネイルは本当におすすめです。

今回のまとめ

ブラジルのネイルサロンは日本のサロンのような繊細な施術ではありませんが、日本よりお値打ちかつとてもスピーディなので、身だしなみのためにはもちろん、気分転換にも最適です。奇抜な色に何度もチャレンジしてたくさん失敗してきましたが、1週間限定のマニキュアなので、普段挑戦しない色にチャレンジできるのもとても楽しいです!

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この記事を書いた人

元CA&駐在妻イザベラです!新卒で日系航空会社に入社。国際線客室乗務員のキラキラ生活から一転、結婚を機に日本から片道35時間のブラジル田舎町で非キラキラ駐妻に。本帰国した現在は子連れ旅行、子連れ旅のトラベルハックを発信中。CAと駐妻時代に習得した旅行術シェアして、皆さんの旅行が3倍楽しめる事が目標!トラベルライターの卵、2児の母。ソムリエ

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