海外在住者の方は活用しないと絶対損!2016年5月に制度が変わり、さらに便利になった日本の消費税免税制度。今回は海外在住者の方が一時帰国する際に、免税で買い物ができる方法を紹介します。店舗や羽田空港での手続き方法や、ちょっとした裏技もご紹介したいと思います。
今年になり海外に住んでいることを証明できるものの提示を求められることが多くなりました。ご注意をください!
訪日外国人旅行者向けの消費税免税制度が拡充
2016年5月に訪日外国人旅行者向けの消費税免税制度が拡充されました。この制度拡充により最低購入金額が引き下げられました!!さらに免税品を海外へ直送する際の手続きが楽になるなど、日本の免税ショッピングはとても便利になっています。来年の東京オリンピックに向けて免税できるお店が急増しています。
日本国籍でも『非居住者』であれば消費税が免除される!
有り難いことにこの制度は日本国籍を有する海外在住者も使うことができるのです!私が昨年に一時帰国した際、多くの家電量販店やデパート、薬局などが免税システムを導入しておりとっても驚きました。
“免税”というと手続きが面倒…というイメージがあります。私は過去にフランス旅行した際、シャルルドゴール空港の免税カウンターに長蛇の列ができており、時間がなく免税を諦めたこともあります。しかも免税する商品を手荷物で持っていかないといけなかったり…。
しかし!!日本の免税システムはとっても簡単で驚きました!!「これでいいの?」と不安になる程。これから免税手続きについて説明していきたいと思います。
対象者の「非居住者」とは?
対象者は外国籍の方はもちろん、一定条件を満たせば日本国籍の方も「非居住者」となり消費税免税で買い物することが可能です。「非居住者」の条件は以下の通りです。
❶外国にある事務所(日本法人の海外支店等、現地法人、駐在員事務所及び国際機関を含む)に勤務する目的で出国し外国に滞在する者
❷2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者
❸[1]及び[2]に掲げる者のほか、日本出国後、外国に2年以上滞在するに至った者
❹[1]から[3]までに掲げる者で、事務連絡、休暇等のため一時帰国し、その滞在期間が6か月未満の者
国土交通省 観光庁 公式HP より引用
私の場合 条件❷に当てはまります。そして今回の一時帰国は1ヶ月間の滞在だったので、条件❹もクリアしています。よって私は「非居住者」となり、免税で買い物することができました!
2018年の一時帰国の際は、非居住者であるかどうかのチェックはありませんでした。しかし今年の一時帰国では「海外に住んでいることを証明できるものをご提示下さい」と言われることが多々ありました。ビック・カメラの店員さんが日本人が免税ショッピングする際は、チェックが厳しくなったと言っていました。ちなみに私はブラジルのIDを見せOKをもらいました。パスポートだけではなく、在住している国のIDなども持ってお買い物に出かけましょう!
免税マークのあるお店をチェック!
免税できるお店は限られています。お店の看板に“TAX FREE”や“DUTY FREE”と書いてあるので、見つけやすと思います。ビックカメラなどの大型家電量販店や伊勢丹などのデパート、またマツキヨのような薬局はだいたい免税で買い物ができます。
パスポートはコピーは不可!原本を持ち歩く
免税制度を利用する際、必要なのは“パスポート”のみです。しかしパスポートに免税書類を添付するため、パスポートの原本が必要です!!パスポートのコピーは不可なのでご注意ください。買い物する度に書類でパスポートがどんどん分厚くなっていきますが、決して書類をはずしてはいけません。
非居住者であってもパスポートの原本が提示できない場合、免税での買い物はできません!また、免税手続きは購入時にしかできません。私はいつどこで欲しいものに出会うかわからないので、常にパスポートを持ち歩いていました。パスポートを持ち歩いていても大丈夫な日本、とても平和な国です…。
“一般物品”と“消耗品”とは? 5千円から免税に!
免税対象物品は“一般物品”と“消耗品”の2つのカテゴリーに分けられます。
-
- 一般物品
家電製品 カバン 靴 洋服 宝石 民芸品
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- 消耗品
食品 飲料 化粧品 果物 医薬品
一般物品と消耗品の最低購入金額は5千円です。5千円以上買わないと免税されません。デパートによっては全館での1日の購入額が5千円以上となれば適用される場合もあったりと、店ごとでシステムが違うので利用する前に確認してください。(2016年5月に制度が改正され一般物品の最低購入金額が1万円から5千円に引き下げられました)
免税手続きの流れ
免税手続きの基本的な流れは以下のとおりです。
- レジでパスポートを提示
- 店員さんが「購入記録票」を作成(日本に入国した日を聞かれます)
- 「購入者誓約書」にサイン
- 店員さんが「購入記録票」をパスポートに貼付
基本的に店舗での手続きは以上です。とっても簡単ですが、銀座などの観光客が多いところは免税専用のレジがあり、そのレジに長蛇の列が出来ていて並ぶのに時間がかかりました。
現在免税システムを導入している店舗が沢山あり、店舗ごとで手続きの流れが違います。次に私が実際に購入したマツキヨと銀座三越の免税システムをシェアしたいと思います。
【消耗品】マツキヨ編
レジで基本的な免税手続きを行うのですが、消耗品は未使用の状態で国外に持ち出すとこが義務付けられているので、透明な袋に入れられ封をされます。この袋は出国するまで開封できません。要するに免税で購入した消耗品は日本滞在中には使えないということです。
このような袋に入れられ、封をされます。一度開けたら元には戻らない特殊な加工になっているので、開封すればれてしまいます。
荷物を減らす裏技
購入した商品は店員さんが袋詰めしてくれますが、ここで1つポイントがあります。外箱を取ってもらった上で袋詰めしてもらうのです!!そうすることにより荷物がだいぶ減ります!!!!我が家では日本の目薬が必需品で一時帰国では10個以上買って帰ります。目薬自体は小さいですが、外箱があると意外にかさばります。外箱を取るだけでかなり荷物が小さくなるのです。
スーツケースの重量オーバー対策、そしてスーツケースのスペース確保のためいらないものはその場で店員さんに捨ててもらいます。その後袋詰めをしてもらい、封をすれば未使用のまま問題なく日本国外に持ち出すことができます。
【一般物品】銀座三越編
銀座三越では1日の館内で買い物した合計額が条件に当てはまれば、免税できます。しかし館内の各店舗での買い物では消費税込みの値段を支払います。(免税で買い物したい旨を店員さんに伝えることを忘れずに)そして買い物後に地下1階の免税カウンターでレシートを提示し、消費税を返金してもらいます。私は日本円で返金してもらいました。
しかし!銀座三越は免税手数料を取られるのです!!!!!
手数料は1.1%なので、6.9%しか免税されません。ユニクロでは免税手数料は取られなかったのに…。銀座三越での買い物は少しお得感が減ります。(増税前の話)
また免税カウンターは外国人の方で大賑わいでした。そしてなんとカウンターには日本人の店員さんがおらず、なんと英語で店員さんと会話するはめに(笑)銀座のど真ん中の免税カウンターでは日本人の方がマイノリティなのでした。
ちなみに東急百貨店は免税手数料が無料で、免税カウンターも驚くほど空いています!!穴場なので、おすすめです!
銀座三越の免税店 Japan Duty Free GINZA
銀座三越の8階に免税フロアがあります。こちらは、商品の受け取りが成田空港か羽田空港になります。販売員さん曰く、税金や関税分で約12%程国内の価格より安くなっているそう。さらに三越エムアイカードで決済すると、定価から5%割引してもらえます。その上カードのポイントも貯まるという超お得なお買い物ができるのです!!!!
しかし購入した商品は出国審査後の受け取りになります。商品は機内持ち込みになるので、乗り継ぎがある方は液体物の持ち込みはできません。ご注意ください。
羽田空港での免税手続きを完了させる!
手順はとってもとっても簡単!1分もあれば完了します。免税手続きのために早めに空港に向かう必要もありません!!
パスポートに添付された書類をセキュリティーチェック通過後にある税関カウンターに提出するだけです!!!パスポートを税関職員に手渡せば、書類を切り離してくれます。免税品は手荷物として携行する必要がないので、貨物に預けるスーツケースに入れて大丈夫です。液体物が沢山免税で買えるのはありがたいです。私は免税で1年分の化粧品を買い込みました(笑)
A4サイズの免税書類は手続きが異なるので注意!
パスポートに添付された書類の場合、先ほどお伝えした手順で問題ありませんが、A4サイズの免税書類の場合は手順が異なります。
このA4サイズの免税書類は高額な買い物をした際に発行されます。この書類を持っている場合は羽田空港の情報広場付近にある受話器で税関職員とやり取りをする必要があります。チェックインカウンターで荷物を預ける前に立ち寄ってください。自分がどのタイプの書類を持っているか分からない時は、インフォメーションで聞くと案内してもらえます。
今回のまとめ
日本の免税システムはとっても便利になっています。商品を手荷物として携行する必要がないので、たくさん免税で買い物することができます。利用しない手はないと思います!
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