日本人に大人気のインターコンチネンタル サンパウロ。ここは日本?!と錯覚してしまう程、いつ行っても多くの日本人をホテル内で見かけます。アクセス良し、清潔、快適なお風呂、美味しい和朝食…など、実際宿泊してみて日本人に人気の理由がわかりました。
サンパウロの金融街の中心!抜群の立地
インターコンチネンタルはパウリスタ通り(Avenida Paulista)という金融街の中心を走る大通りから1ブロック南にあります。パウリスタ通りは南米最大のビジネス街であり、多くの日系企業もパウリスタ通り周辺にオフィスを構えています。
ホテルは地下鉄の駅から徒歩3分程の所にあります。近隣には「スターバックス」や「Subway」など軽食を取れる場所もあります。ホテルから少し離れますが、日本人駐在員に人気のラーメン屋さんや「すき家」、日本食のお弁当屋さんも周囲にあるので、日本食が恋しくなっても心配ご無用。ビジネスで宿泊される方はもちろん、旅行で来られた方にも非常に便利な立地です。
ホテル周辺の治安はサンパウロ市内では良い方と言われていますが、油断は禁物です。ブラジルの田舎町に住んでいる私はサンパウロの恐い話をよく聞くので、毎回ドキドキしながら街を歩いています。
2017年1月にこちらのホテルの車寄せで日本人が拳銃強盗事件の被害に遭いました。私は事件後にこちらのホテルにお世話になりましたが、引き続き多くの日本人も宿泊していて、強い目にも遭いませんでした。被害に遭った日本人は東洋人街の「ツニブラトラベル」という旅行代理店で両替をおこない、ホテルに向かったとのこと。現地の防犯コンサルタントによると、被害者は旅行代理店から賊につけられており、ホテルで車を降りた瞬間に襲われた模様。
この旅行代理店と事件の因果関係は分かっていませんが(事件前後に同旅行代理店で両替をした日本人が狙われる事件が多発していました。)、今回事件後に宿泊をしてみて、事件があったという理由でこのホテルを避ける必要はないと感じました。ブラジルはいつどこで狙われてもおかしくないので、常に気を引き締めて行動することが大切だと思います。
モダンで清潔な客室!
サンパウロのインターコンチネンタルには大きく分けて3タイプの客室があります。
- Classic Room
- Executive Room
- Suite
Classic Roomにはスーペリアルーム、デラックスルーム、デラックスプラスルームという3つのカテゴリーがあります。スーペリアルームにはバズタブがありませんのでご注意ください。デラックスプラスのお部屋はバルコニーが付いています。
Executive Roomの宿泊者は最上階のクラブラウンジが利用でき、朝食や軽食、そしてハッピーアワーにはアルコールも楽しむ事ができます。Executive Roomはベットルームとリビングの間に仕切りがあるのが特徴です。
快適なデラックスプラスルーム
今回私が滞在したお部屋は「Classic Room」のデラックスプラスというお部屋でした。
インテリアはモダンでシンプル、室内はとても清潔でした。2人で利用しても十分な広さで、大きいスーツケースも広げられます。
仕事ができるスペースも十分にあります。
デラックスルーム以上になるとシャワーとバスタブが分かれています。日本人にとってとても過ごし易い構造です。シャワーの水圧は若干弱めですが、お湯はしっかり出ました。トイレにはウォシュレットはありません。
シンクは1つでした。
バスタブは浅くなく、肩までお湯に浸かれました。お湯を溜めるのに少し時間がかかりました。
アメニティは最低限のもの。シャンプーの使い心地も悪くなかったです。歯ブラシはありません。ドライヤーは風の勢いがとても強く、あっという間に髪が乾きました。このホテルにはブラジルでは珍しくスリッパが用意されています。日本人には嬉しいサービスです。
デラックスプラスルームにはバルコニーが付いていて外に出る事ができます。バルコニーからの景色はこんな感じ。
下にはホテルのプールが見えました。
無料で緑茶のサービスがありました。無料のお水は一人1本しかセットされないので、私は近くのスーパーで水を買って帰りました。電子ケトルが置いてあったので、カップラーメンが作れます、便利!
部屋のコンセント事情
日本とコンセントのタイプが異なるので、ブラジルではアダプターが必要です。こちらの客室の書斎にはこんな便利なアダプターが設置されて、日本の充電器が使えました。(変圧器付きではありません)
書斎にはアダプターが設置してありますが、ベットサイドにはアダプターはありません。携帯を充電しながら寝たい方は“Nタイプ”のアダプターを持って行くとよいと思います。
ホテルのランドリーサービス事情
こちらがホテルのランドリーサービスの料金表(ブラジルレアル)です。男性用のワイシャツは日本円で約1000円です。
納豆がある!充実した朝食
朝食はホテルの地上階にあるレストランでいただきました。品数がすごく多いという訳ではありませんが、お料理はどれも美味しかったです。
フレッシュジュースコーナー。搾りたてでとても美味しかったです!
ハム・チーズコーナー。
エッグステーションもありました。英語が通じるコックさんが作ってくれます。
小麦粉コーナーも充実。日本から来たばかりの人はガッカリだと思いますが、ブラジルにしてはパンが美味しかったです。
ブラジルのフルーツは本当に美味しいです。
ブラジルにもヤクルト(ブラジル産)があるんです。
こちらの朝食には和食があるのですー!!
久々の和朝食に感動。
私の住んでいるブラジルの田舎町では納豆が1パック約1000円します。しかもいつでも手に入る訳ではないので、納豆はとても貴重な食べ物。白米はブラジルのお米で日本のものとは違いましたが、お味噌汁、卵焼き、納豆は日本クオリティーでした。
レストランのコーヒーコーナーに紙コップが用意されているので、お部屋にコーヒーをお持ち帰りできました。マフィンが美味しかったので、マフィンもお持ち帰りさせていただきました。
今回のまとめ
サンパウロのインターコンチネンタルのおすすめポイント
- モダンで清潔な客室
- 抜群な立地
- スリッパがある
- 独立型バスタブ
- 和朝食
日本人に好まれる要素が多々あり、日本人が選ぶ理由がわかりました。とても快適なステイだったので、次回サンパウロに行く際もお世話になろうと思います。
コメント